バイナリーオプションでしっかりと利益を残すためにはチャートを分析し勝てるところでエントリーする必要があります。バイナリーオプション初心者は攻略法などに注目しがちですが、その前の基本が大切というのはこのブログで繰り返しお伝えしていることです。チャート分析の基本は攻略法や小手先のテクニックではなくローソク足にあると僕は考えています。
ローソク足はその使いやすさ、見やすさ、分かりやすさから多くの人に親しまれています。もちろん僕も使っています。ちなみにですが下記画像は僕が使っているMT5というチャート分析ツールのキャプチャです。
画像にのっている青い戦や赤い線全てがローソク足です。
攻略法を読み漁る前にまずはバイナリーオプションのチャート分析の基本であるローソク足の理解を深めたほうがこれからのためになると思います。というわけで今回はローソク足基本から、ローソク足を使った簡単な分析法をご紹介したいと思います。
この記事の目次
ローソク足の超基本:実体とヒゲ
先程掲載したチャートのキャプチャのローソク足、大きさや形は違えどローソク足は全て実体とヒゲでできています。
ローソク足の特性はある時間の価格の値動きをひとまとめに凝縮して表示されているということです。って文章で説明されても分からわ!という感じでしょうか笑?詳しく説明していきます。
ローソク足ができる仕組み
上の画像はある日の実際の価格推移を表したラインチャートです。相場の価格は常に上昇したり下降したり、変動しています。この値動きの一定期間、ここでは35分から39分までの5分間を切り取ってみましょう。
次に始まりの数値(始値)、一番高い数値(高値)、一番安い数値(安値)、終わりの数値(終値)といいます。この切り取った期間をギュギュッとまとめるとローソク足にあります。
ちなみに出来上がったローソクはこんな感じです♪
チャート分析をする際、様々な『時間足』を確認することになります。もちろん時間足によってローソク足の形や大きさは違いますが全てローソク足ができる仕組みは今回説明したものと一緒です。ちなみに1分足5本分が5分足、5分足3本分が15分足になります。今はピンと来なくても全く問題ありません!時間足の重要性や説明はまた別の記事でしっかりと説明します^^
ローソク足の種類
「まだ覚えることがあるのかよ~」と心が折れそうになっている頃だと思います。大丈夫です僕も最初ローソク足について調べた時はその情報の多さに少しひきました。笑
でもここが何よりも基礎になるところですので、ぜひもうひと踏ん張り一緒に頑張りましょう!
さて次はローソク足の種類ですね。といってもとってもシンプルで3種類です。サクッと覚えられるはずですのでまず先に説明しておきますね。
大きさや形が違ったとしても上記画像のように『陽線』『陰線』『十字架』この3つだけです。とてもシンプルですぐにでも覚えられますよね。
ローソク足をどうみるか
ローソク足ができる仕組みができたところでやっとローソク足が表すものを説明できますね。何度も言いますがローソク足は一定時間の値動きをまとめて表示しくれるものです。つまりこのローソク足をみることで表示期間、価格がどう推移しているかをみることができます。
例えば上の画像で陽線、陰線、十字架があり、どのローソク足も値動きの幅はそれぞれ一緒ですが、そのローソク足が表すものはそれぞれ違います。
陽線は下ヒゲが長く、上ヒゲが短い。つまりローソク足が出来た後に安値まで大きく下がり、また上昇し終わったことを示唆しています。今後上昇が見込めるかもしれません。
対して陰線は上ヒゲが長く、下ヒゲが短い。これは先程の陽線とは逆のパターンでこれから下降が見込めるかもしれません。
最後に十字架ですが、上下のヒゲが同じ長さで停滞を意味をしています。相場が上に行こうか、下に行こうか迷っている状態を表しています。
ローソク足の特徴で分析をしてみる
ローソク足は一定期間の価格の値動きを表しています。そして実体の大きさやヒゲの長さからこれから価格が上がっていきそうか下がっていきそうかを分析することができます。だから攻略法を探し学ぶ前にローソク足を学ぶことのほうが重要なんですね。代表的なものですがローソク足の形やヒゲから分かる分析をご紹介します。
※今回は陽線のみの説明になりますが陰線の場合は陽線の反対とお考えくださいm(_ _)m
陽の丸坊主
上ヒゲも下費べも全くない大きな陽線のことです。上昇の勢いが非常に強い状態です。始まり値から相場で買いが増え続けている状態です。このまま上がり続けと予想して積極的にエントリーを狙えるポイントである可能性が非常に高いです。
陽の寄り付き坊主
下ヒゲがなく上ヒゲがあるのが特徴です。ローソク足の仕組みを理解していればお分かりだとは思いますが、最初は上昇の勢いが強い状態だったようですが時間がたつに連れて下降の勢いが強くなったことが予想されるローソク足です。ただ実体が大きい自体ですのでこのまま下り続けるかどうかはまだ不明です。
僕の経験則になってしまいますが、このローソク足が出現した時は上昇するパターンが多い気がします^^
陽の寄り付き坊主
下ヒゲがあり上ヒゲがない状態の陽線ローソク足です。最初は下方向に向かったものの、上方向への勢いが強くなっていることを表しています。このまま上がり続けることが予想されます。
コマ
実体もヒゲも小さく相場がどちらに向かおうか迷っている状態の陽線ローソク足です。こういったローソク足が出現した際はむやみにエントリーせずに相場を見守るのが吉です。
ローソク足だけで判断するのは危険?
今回はバイナリーオプションのチャート分析で基本となるローソク足について説明してきましたが、ローソク足だけで分析ができたと思わないように注意していただきたいです。あくまでローソクはチャート分析の基礎です。他にもインジケーターを使った分析や応用して検証した攻略法も必要になります。
チャート分析はそれらを使って総合的に判断する必要があります。ただローソク足が判断材料の一つになることは事実ですのでもし今回の記事でローソク足に興味を持って頂けたならご自身で調べてみてくださいね!
ただ先程も言いましたが僕はローソク足を学ぶ時に膨大な量に心が折れかけました。笑
ローソク足は非常に大切ですがここで心が折れてしまってはバイナリーオプション自体スタートできなくなってしまいますのであくまでしっかりと理解できる程度になれば大丈夫だと思います♪勉強が目的ではなく、バイナリーオプションで利益を出すことが目的ですからね。そこの軸はぶれてはいけません。