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バイナリーオプションとは?
バイナリーオプション(binary option)とは為替金融商品の一種です。
エントリーした時点で損益が固定されていて
レバレッジが無い、追証が無いのが特徴です。
決められた時間後の価格が今より高いか安いかを予測する取引です。
5分後とか1分後とか。
下の画像を例にすると、
受付終了時間前の92.50でエントリー、判定時間に92.51以上なら勝ち、92.50以下なら負けになります。
同値の92.50だった場合は負けになります。

勝った場合にもらえる金額はペイアウト倍率という倍率で決まっています。
これは業者で違ったりしますが、1.88倍とか2倍とかあります。
バイナリーオプションはエントリーにお金がかかるイメージです。
【資金1万円でペイアウト倍率1.88倍の商品にエントリーした場合】
エントリー金額が1万円だとすると
勝った場合、18,800円もらえます。利益は8,800円です。
負けた場合、0円です。
勝った場合の資金は?
18,800円です。
エントリーした時点でそのエントリー金額はマイナスになってるってことです。
最初自分は戸惑いました。
勝ったら28,800円になると思ったので。
バイナリーオプションはギャンブルで破産するから危険なのか
バイナリーオプションはただのギャンブルなのか危険なのかってことですが、
ギャンブルではない。人によっては危険。と言えます。
まずギャンブルではないというところから説明しますが、
偶然性の要素が含まれるものがギャンブルです。
パチンコ、競馬、バカラなどなど
二択を予想するものもあって一見同じもののように見えますが、バイナリーオプションはあくまでも予測に基づいて取引を行う投資です。
偶然性に頼って取引をするものではありません。
株やFXをギャンブルという人は少数派ですよね。どちらも多くの億万長者がいますが、様々な情報を自ら取りに行ったり、トレードスキルを磨いたりすることで儲けているのです。
バイナリーオプションはFXと同じ為替で取引をするものです。
バイナリーオプションはハイかローを予想するというシンプルで簡単にできてしまうという表面だけ見てしまうとギャンブルに見えてくるということです。
本当は、株やFXのように下記分析をして取引すべきなんです。
- テクニカル分析:過去のチャートから将来を予測
- ファンダメンタルズ分析:経済動向などから将来を予測
このような分析をすると勝率を高めることができます。
こうして個人が介入できる割合が多いことがギャンブルと違う点になります。
バイナリーオプションは人によっては危険だよってことなんですが、
1つは、今申し上げた分析をせずにエントリーしてしまう人。
これではただの賭け事になってしまいます。
連勝できたとしてもいずれお金が無くなってしまうでしょう。
2つ目は、ギャンブル依存症の人やマインドコントロールできない人。
例えばペイアウト倍率1.88倍で10万円でエントリーしたら、勝った場合18万8千円で返ってきて利益8万8千円です。
たった1分とか5分とかでこんなにお金が増えるのでテンション上がってまたすぐに10万エントリーします。
また勝ちました。すると資金は27万6千円です。
勝てるじゃんってことで20万円でエントリーします。
次は負けました。となると資金は7万6千円です。
「やばい取り返さないと」と残っていたお金も入金し・・・
こういう人の先に見えるのは破産です。
こういう人があとを絶たないのでやってはいけないと言われたりします。
さて、バイナリーオプションはただのギャンブルなのか危険なのかってことですが、
そもそも捉え方が違うってことでした。
株やFXと同じで分析をして勝率を高めトレードをします。
世界中の人がバイナリーオプショントレードをしている理由は
テクニカル分析やファンダメンタルズ分析などなどの投資手法が確立されているからです。
そしてもう一つ、ギャンブルとバイナリーオプションの違いがあります。
それは納税義務。
バイナリーオプションの税金
バイナリーオプションをするにあたっての鉄板業者のハイローオーストラリアを利用した際の解説になります。
ハイローオーストラリアは海外業者です。
国内の業者と同様に海外の業者でも年間の総利益20万円以上出たら、納税する義務が発生します。
ちなみに海外だとバレないんじゃないかと思いますがバレます。
納税対象になるタイミングですが、ハイローオーストラリアから日本の口座に入金された時点です。
その時に初めて税務署が把握できるようになります。
国内に出金しなければ納税義務が発生しないということなんですが、そのままほったらかしにしていたほうが損になります。
納税すべきだったのに納税していなかった場合、「無申告加算税」として最高で20%、「延滞税」は最高14.6%、「重加算税」は最高40%などと追徴課税が課されます。
なので年間の総利益20万円以上出たら確定申告をしましょう。
ハイローオーストラリアで出た利益は「雑所得」扱いになります。
そのため税金の計算方法は、他の海外バイナリーオプション業者と同じ「総合課税」での計算方法となります。
(国内業者は申告分離課税です)
「総合課税」とは不動産所得・事業所得・給与所得などが総合課税と分類されます。
総合課税の計算方法は、給与所得+所得の金額を合計した総所得金額から、所得控除の合計額を控除し、その残額に税率をかけた税額です。
課税される所得金額は以下の通りです。
195万円以下 | 5% |
---|---|
195万円超、330万円以下 | 10% |
330万円超、695万円以下 | 20% |
695万円超、900万円以下 | 23% |
900万円超、1,800万円以下 | 33% |
1,800万円超 | 40% |
例えば、給与所得+所得の金額=500万円だった場合、500万円×20%=100万円の税金を支払うことになります。
税金ってできるだけ払いたくないですよね。
バイナリーオプションでもできる税金対策があります。
バイナリーオプションで稼ぐために使った費用は概ね経費として計上できます。
以下例
・部屋や事務所の賃料の一部
・パソコンやタブレット、スマホの端末費用
・Wi-Fiや光回線
・セミナー参加費
・バイナリーオプション関連書籍代
・バイナリーオプション仲間との情報交換のための接待交際費
・机や椅子などの家具
・PC周辺機器
確定申告は初めてだと面倒なので税理士に相談や代行依頼をするのもいいかと思います。
稼いだお金で依頼してしまいましょう。
納税義務の発生条件:年間の総利益20万円以上
税金の種類は総合課税
経費として計上できるものがある
追徴課税があるので条件に該当したら確定申告をすること
バイナリーオプションの始め方
さてバイナリーオプションの始め方です。
ざっくりいうとこんな流れになります。
- バイナリーオプション業者の口座を開設
- 入金する
- 取引する
非常にシンプルです。
口座を開設
ここでもハイローオーストラリアで説明します。
ハイローオーストラリアのホームページに行き上にある【無料登録はこちら】から登録を進めてください。
https://jp.highlow.net/overview
口座を開設する時に必要書類があります。
「本人確認書類」と「住所証明書」です。
本人確認書類(写真付き)
・運転免許証
・マイナンバーカード(通知カードは不可)
・住民基本台帳カード
・パスポート写真欄+住所自署欄
住所証明書
・公共料金の通知書
・政府市区町村発行の通信費、納税通知書、ねんきん定期便、選挙投票通知書
・固定電話、携帯電話、インターネット、生命保険、銀行、クレジットカードなどの明細書
必要書類は画像でアップロードしますのでスマホなどで写真を撮っておきましょう。
入金
入金は銀行入金で十分です。
正午迄の入金はその日の午後3時迄に反映され、正午を過ぎると翌営業日の反映とかなりスピーディーです。
登録したメールアドレスにメールが届くので確認してみてください。
最低入金額は¥5,000です。
取引
取引手順はこんな流れになります。
- 4種類のオプションの商品をどれか選択(HighLow・HighLowスプレッド・Turbo・Turboスプレッド)
- 通貨ペアを選択
- 取引終了時間を選択
- 購入する金額を入力(エントリー金額)
- HIGHかLOWをクリック
- 今すぐ購入をクリック
最後に
以上でバイナリーオプションの全貌は掴めたかなと思います。
バイナリーオプションで裁量で勝つには株やFX同様スキルが必要です。
軽い気持ちで始めると必ずお金が減ってしまいますので注意が必要です。
シグナルツールが販売されたりしていますが、結局トレードの基礎が必要です。
シグナル通りにただエントリーしていると良い結果はでないでしょう。
経済指標を見て直前のローソク足を見てってやると勝率は上がりますが、時間がかかるのでコスパが悪いです。